駅からハイキング 羽村駅→小作(おざく)駅 その①

駅からハイキングは、羽村市を舞台にしたコースです。もともと、羽村という村だったところ、「市」をつけて羽村市になったと理解した。

このコースのメインは、玉川上水への導水堰です。初めて訪れる場所です。コースのテーマは、牧野富太郎多摩川の河原で植物採取を行った記録に因んだ「はむら植物紀行」です。

羽村市は地図で色分けしたように、幾つかの段丘上に立地しています。水の得やすい玉川に近い段丘上に初期の集落が作られました。

左の地図で集落の北の際に位置する禅林寺大菩薩峠の筆者、中山介山の墓所があります。また、日本有数の養蚕地帯であった西多摩の拠点となっていたようです。

多摩川に向かうと大きなケヤキの木があります。別途資料によると、「老衰状態で枯れ死を待つばかり」とのこと😞

多摩川を渡った先のどん詰まりにある羽村市郷土博物館の敷地内にある旧下田家住宅。国指定重要有形民俗文化財に指定されてます。

ようやく見れたという感じの玉川兄弟の像です。都内の駅からハイキングで、〜用水の遭遇率は高く、大元は多分、玉川上水に行き着く。

国内で唯一の投渡堰(増水時には堰を取り払って洪水を防ぐ仕組みを持った堰)なのだ😲

この水が江戸を支えたんよ。

堰の近くにある玉川水神社。何でも神社にしちゃうよね。多摩川の山奥にも玉川水神社があるらしい。

その②に続く。