駅からハイキング 蒲田駅→羽田空港第3ターミナル駅 穴守稲荷の歴史が壮絶①

今回の駅からハイキングは、蒲田駅スタート、羽田空港第3ターミナル駅ゴールのコースです。

蒲田駅を出て線路に沿って南に向かって、西六郷公園(タイヤ公園)に到着。「六郷」という地名は、多摩川の対岸を含んだ当地のキーワードです。
ゴジラ(?)のインパクトがでかい。

西六郷公園のそばにある跨線橋からは、JR京浜東北線東海道線の列車を見下ろせます。直線長い。

跨線橋を渡ってから暫く歩くと、JRの線路と並行する京浜急行の雑色(ぞうしき)駅までの商店街になっています。

「雑色」という尖った地名ですが、歴史ある言葉らしく、鎌倉時代に宮中の雑役を務めたことに由来するとのことです。

雑色駅を過ぎると、水門商店街です。東京でも都心から離れると、ちょっと廃れた感を醸し出す商店街が見られますが、ここもそれに該当しますかね。

「水門」の名の由来である、六郷水門です。ここから遥か西に位置する狛江から引いた六郷用水の多摩川への排水口にあたります。水門付近は南六郷緑地として整備されてます。旧六郷用水散策路なるものもあるようです。
駅からハイキングで、○○用水に遭遇する率は高いです。それだけ水の確保が重要だったということなのでしょう。

多摩川沿いに東に向かいます。振り返るとビル群。

川沿いに暫く歩いて、つばさ総合高校で北上すると萩中公園です。自転車教習所のような模擬道路網があります。また、スペースシャトルや消防車やボートの模擬操縦を体験できるエリアもあります。将来の職業選択に影響を受けた子供もいると思う。

私が思う、このコースの核心は、次の穴守稲荷からと思います。②に続く。