愛媛FC 2022年 第11節 今治(A)


後半の戦いが実力だとすると、完敗やね。
今治の方が個としてもチームとしても上でした。個については、センスの点というより、練習で身につく基本的な所作の点で差がありそう。
次節の長野戦で愛媛の今の立ち位置がはっきりしそうです。

石丸清隆 監督
これから歴史の1ページ目となる戦いだと思っていたんで、アウェイですけど、たくさん方サポーターも来てくれた中で勝ちを届けたかった。残念な結果に終わってしまったのは僕の準備不足も含めて責任を感じてます。
多少押し込まれた時間帯とかでも、ボールを動かせるようなタイミングで失うことがあまりにも多いなと感じた。あれではちょっとゲームを作れないっていう印象。1試合を通してちょっと苦しい状況を自分たちでもう1個難しくしたなっていう印象です。 その中でのセットプレーも与えなくても良いような状況で与え、失点してしまった。ゲーム的にどうやって終わらせるかとかっていう部分がなかなか身に付いてないなっていうか、自分たちから崩れていったっていうようなゲームかなと感じました。
相手は球際でかなりファイトしてましたし、そういった部分は自分たちもやってないってわけじゃないんですけど、いろんな意味で相手に優位を与えてしまったようなゲームでした。
準備期間が1週間あったのでもう少しスムーズに入れるかなと思ったんですけど。 見てるとちょっと重いなっていう選手も結構いましたし、そういうのも含めて見極めなきゃいけないなっていう部分も、今日は少し感じたゲームでした。
1点取られて、2点リードされても、もう1回そこからギアを上げるとか、チームとしても最後の戦う姿勢というのも含め、もう少し出さないとやっぱサポーターやスポンサーさんも含め、納得いかないゲームをしてしまい、非常に申し訳ないと思います。

−−立ち上がりは決して悪くなかったが前半途中から相手守備の圧力で後手に回った。
ビルドアップに関してはセンターバックのところでの相手のファーストラインを越せないっていうか、そこが結構あるのかなっていう印象。それが外せてないがゆえに全体が次のポジションを取りにくい形になってしまった。それでも外せるよう状況結構あったんですけど、その中の判断の遅さやクオリティの低さが見えた。今日は雨の中で少し怖かったのか、それをセンターバックが取らなかったような形だったのかなと思います。

−−警戒していた相手の左サイド、近藤高虎選手のところでやられてしまった。
逆サイドへの展開とか含めて、そこにプレッシャーを掛けるかどうか。だけど一試合通してなかなか全部がセンターバックに対するプレッシャーからない状況はあるので、そこのアイソレーションの一対一の攻防としたら、そこはやられちゃいけないところだったのかなと思います。相手がカットインがわかってるがゆえに、そこをどうやって縦に持って行かし、どうやってクロスを上げさせないとかシュートに持って行かさせないっていう部分は足りなかった。そこはちょっと逞しく、一対一の局面でズルズル下がらず何とかを対応していくっていうことは、(守備対応した)忽那(喬司)にとって勉強していかなきゃいけない。

興行的には成功かも。