いわきFC 閼伽井嶽薬師常福寺→正直、ちょっと山奥すぎる。

いわきFCが必勝祈願を行うのは、閼伽井嶽薬師常福寺です。

山の中のお寺のようですが、頑張って行ってみました。

磐越自動車道のいわき三和I.Cで降りて、1.5車線幅の山道を進むと目的地に到着します。

境内の奥にはかなりの高さの石段。荘厳さを感じます。

石段を上がって行くと弘法大師の像が建ってました。建立に関わってるらしく、お手軽四国88か所巡りができました。予想外の四国繋がり。写真は石手寺相当の石仏。

本堂は風格あるオーラが出てましたが、備えられた花がドライフラワーになっていて、立地的にも日常的に地元の人が世話をするのが難しいところなのかなと思いました。

境内に戻る途中、弘法水という泉がありました。

むむむ。寺の北には、水石山という名前の山があるし「水」なのか?ということで、地質を調べてみました。

ちょうど、寺の付近(左上🔵)で地質が異なっています。紫色の地質は、斑れい岩となっていますが、水を得やすいのだろうか。ピンク色の地質は、トーナル岩となっているので硬そう。異なる地質の境目であれば水が染み出す可能性はありです。

ついでに「閼伽井」の意味を調べたところ「閼伽は、仏教において仏前などに供養される水のことで六種供養のひとつ。」とあるではないか。やはり、ビンゴ!「水」がキーワードだったのだ。

地図を見てると炭鉱のマークがあったので、地質とどんな関係があるのかみてみたところ、🔴が1916年までの地図で確認できた炭鉱、🟢が1953年までの地図で確認できた炭鉱の場所です。ベージュ色の地質(汽水成層ないし海成・非海成混合層 礫岩)に位置することが分かりました。アンモナイトの化石が発見される場所もあるようなので海がキーワードのようですが、そういう地質の場所は少ないのだろうか。よく分からん。

また、地図をみると、湯本駅に集約するよう谷筋に沿って採掘した石炭を運搬するための鉄道が敷かれていたようです。行き着く先は、小名浜港です。

石炭に関する博物館的な施設もあるようなので、愛媛FCいわきFCが同じカテゴリーになった暁には訪問したいと思います(悲)。

試合後、湯本温泉のみゆきの湯に浸かりました。駅から数分、掛け流しのはずでいいお湯でした。

古くからの温泉地には必ずある温泉神社も訪問。温泉も神様になるのだから、何でもアリの日本ですね。

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