高尾山のブナの木


高尾山にブナがあるらしい。
白神山地に代表されるような、冷涼な気候を好むブナが高尾山にあるなんて、どういうことだ。
高尾山のブナ、いつ見に行くの?今でしょ!!的な。。。


高尾山のブナがどこにあるかは↓で知りました。


発見した〜。多分、ブナのはず。でかいねぇ。


別のブナは、訳あって、葉っぱを身近に見ることが出来るのです。
ブナという名前を知っていても、葉っぱがどんなものか知らない人がほとんどでしょう。

  • ポイント1:葉はややパリパリした質感で、さながら波型でポテトチップスのよう(イヌブナの葉は薄い)。
  • ポイント2:側脈はふつう7〜11対(イヌブナの葉は10〜15対以上で多い)。
  • ポイント3:ふちは波形でくぼんだ所に側脈が向かう。


高尾山には約70本のブナの木が確認されています。
これらは、今から200〜300年前の小氷期の遺物ではないかと考えられているようです。
丹沢、雲取山でもブナを見てきましたが、関東に位置する高尾山のような1,000mにも満たない場所でブナを見ることが出来るのは非常に珍しいことなのです。


↓丹沢のブナ。
南アルプスへの道 丹沢縦走 その5 - 北海道改め埼玉の備忘録
雲取山のブナ。
雲取山に行ってきた その7 - 北海道改め埼玉の備忘録




新緑が引き立つよう、光を意識してみました(被写体はブナではありません)。



そこだけが明るい空間でした。



葉っぱが光を案内しているように見えました。