山に生えている木、そのいくつかを識別できるだけで、樹木の声が聞こえてきます。
金峰山を登るのであれば↓の木が分かるだけで、見える景色が全く違うものになると思います。
それぞれの樹木にはそれぞれの特性があり、自らの特性に適した場所で生きています。
- シラカバ⇒陽樹、先駆者、成長が早い
- シャクナゲ⇒陰樹、低木、常緑
- シラビソ⇒陰樹、極相林、大群落
- ハイマツ⇒陽樹、低木、しなやか
- 陽樹:たくさんの日の光を浴びて、早く生長するタイプの樹木。一方、日陰に弱いため、母樹の下では、その稚樹が育たず、いずれ陽樹は日陰に強い陰樹に取って代わられる。投資にたとえるとアクティブ運用。
- 陰樹:少ない光でも生長することができるタイプの樹木。生長はゆっくりだが一般に長寿。母樹の下でも発芽し、稚樹が育つ。このため同じ種類の木が世代交代を繰り返すことができる。投資にたとえると、インデックス運用。
- シラカバとミズナラ(里宮平付近)
- シャクナゲの稚樹
- シラビソの群落
- ハイマツ
興味、湧いてきました?