森林限界を超えてきた 金峰山縦走 その2


山に生えている木、そのいくつかを識別できるだけで、樹木の声が聞こえてきます。
金峰山を登るのであれば↓の木が分かるだけで、見える景色が全く違うものになると思います。
それぞれの樹木にはそれぞれの特性があり、自らの特性に適した場所で生きています。

  • シラカバ⇒陽樹、先駆者、成長が早い
  • シャクナゲ⇒陰樹、低木、常緑
  • シラビソ⇒陰樹、極相林、大群落
  • ハイマツ⇒陽樹、低木、しなやか
  • 陽樹:たくさんの日の光を浴びて、早く生長するタイプの樹木。一方、日陰に弱いため、母樹の下では、その稚樹が育たず、いずれ陽樹は日陰に強い陰樹に取って代わられる。投資にたとえるとアクティブ運用。
  • 陰樹:少ない光でも生長することができるタイプの樹木。生長はゆっくりだが一般に長寿。母樹の下でも発芽し、稚樹が育つ。このため同じ種類の木が世代交代を繰り返すことができる。投資にたとえると、インデックス運用



  • シラビソの群落


  • ハイマツ


興味、湧いてきました?