モミの木の大山に行ってきた その1


神奈川県にある大山に行ってきました。


伊勢崎駅からシャトルバスに乗って終点の大山ケーブル停留所で下車します。
小田急電鉄神奈川中央交通大山ケーブルの指定区間が乗り降り自由の「丹沢・大山フリーパス」を利用しました。
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こま参道を進みます。

独楽屋です。

ケーブルカーのハンドル。

大きい杉の木。

神奈川県指定天然記念物 大山の原生林 昭和41年10月25日指定
 大山の南東斜面一帯には、針葉樹のモミを中心として下部(雷山・標高340m付近)は、アラカシ、ウロジロガシ、アカガシなど常緑のカシ林の構成を含み、上部(天下一・標高800m付近)は、ツガやブナ林の構成を含む連続した原生林が見られる。
 自然のモミ林は、よほど地形のきびしい尾根や急斜面をのぞけば完全な純林を形成しないので常緑広葉樹林のカシ林から夏緑広葉樹林のブナ林への移行帯付近に不連続的に分布し、森林を形成する。
 ここでは、その典型的なモミの原生林として対比することができ、県下では大山付近に限られて自生しており、学術上からも、大山の景観上からも価値が高い。
 植物や植物の群落は、自然性のものであればあるほどわずかな人間の手が加わっても影響を受けやすいので、この地域においては厳正な保護が必要である。
 この天然記念物は、神奈川県文化財保護条例により指定したものであります。みだりに現状を変更して減失、損壊、滅亡、その他保存に影響を及ぼす行為は禁止されております。
昭和62年3月25日 神奈川県教育委員会


↓尾根上にみえる木がモミの木です。


丹沢のブナと同じように、大山のモミは衰退傾向にあるのです。
大きなモミの木の横で網に囲まれたモミの稚樹が育っていました。


紅葉は終わりでしたが、所々こんな感じ。