名古屋グランパス 熱田神宮

名古屋グランパスがシーズン前に必勝祈願を行うのは熱田神宮です。1,900年の歴史を持つ、伊勢の神宮に次ぐ大宮で、三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られています。

熱田神宮は、北端に名古屋城を有する名古屋台地の南に連なった熱田台地の南端に位置します。かつては、伊勢湾の入り海に面していました。熱田は、門前町であるだけでなく、海運(熱田湊)や東海道の宿場町(熱田宿)として栄えたようです。

左図は古地図、右図は今の地図に、土地利用情報を重ね合わせた。左図で集落は台地の上に立地していて、熱田神宮付近は名古屋とは街道で繋がってはいますが、別の街として栄えているように見えます。

熱田神宮を西側からみた航空写真。付近には古墳も残っており、古代から開発が進んでいた場所のようです。熱田神宮の入口は、城がある方(=北)ではなく、海があった方(=南)にあるのがよろしい。(歴史の長さが違うんよ)



木製の鳥居のオーラが半端ない。熱田神宮の鳥居は「神明(しんめい)鳥居」というらしい。(重要なところが撮れてない)

https://www.city.nagoya.jp/atsuta/cmsfiles/contents/0000140/140218/atsutanotorii.pdf

御神木であろう巨大な楠。太い枝の上には、小さな世界が形作られてました。

境内は広く、神聖さ故、撮影禁止となっている小径や、様々な社の他に、和菓子(きよめ餅)や、きしめんの有名店(宮きしめん)や売店などがある「くさなぎ広場」があります。くさなぎ広場は、往時の熱田湊をイメージしたらしいです。

令和記念館のそばで鶏に遭遇。調べてみるとラッキーバードらしい。これは烏骨鶏

熱田神宮に隣接する秋葉神社にも寄ってみた。

日本最古唯一の秋葉大権現ご出現の霊場で、今より千八百年程前草薙剣を奉齊した熱田神宮の境内に日本武尊を火難から救い、わが国の平和を守られた秋葉大権現を祀られたのが「秋葉社」の始めです。

予想以上に充実した熱田神宮参りのあとは、新幹線で「純系 名古屋コーチンとりめし」(駅弁)を頂きました。

今回の結果を踏まえると、コーチ陣が替わったことと、分析班を増強したことが結びつくなぁ。また、昨年、長野をクビになった監督もスタッツを根拠にやりたいことはやれていると主張していたのとも繋がる気がする。スタッツがいいことは勝つことに対しての必要条件であって、十分条件ではないのだろう。