投資の記録(JOCのプランを考えてみた、の巻)

開催に突き進むオリンピックについて、JOCのプランを考えてみた。私が考える評価ポイントは以下のとおり。先に行われるオリンピックだけでなく、パラリンピックも同様です。

  • ①オリンピック前に緊急事態宣言を解除できるか
  • ②オリンピック関係者にクラスターが発生しないか
  • ③オリンピック終了後、国内の感染状況に変化がみられないか
  • ④オリンピック終了後、海外の感染状況に変化がみられないか
  • ⑤オリンピック由来の変異株が確認されないか

①解除の如何は開催に関係無し。大分、格好悪いが。

②の確認時期が遅ければ、オリンピックは閉会式まで強行。確認された場合、その対応が上手くいくか、パラリンピックをどうするかで揉めそう。

③高齢者のワクチン接種の効果と、死亡状況の競争。感染者増は机上にあげないと思われる。国民の命を賭けの対象にしているため、かなり悪質。

④オリンピックとの関係を結び付ける明確なエビデンスはないとして責任回避可能。

⑤ オリンピックとの関係を結び付ける明確なエビデンスはないとして責任回避可能な気もするが、DNA解析でチェックメイトのパターンもあり。責任の所在を巡り醜い争いが起こりそう。

どうなるか分からない割合が高い条件下での開催で神風は吹くのだろうか、吹かなかった時のことをきちんと想定しているのだろうか。本当の国益とは何なのだろうか。

何が正解かなんて分からないけど、考え方に筋が通ってないことが一番の問題。スタジアム建設でも、JOCの会計でも死者が出る異常事態。この国の未来に期待はできないと、本当に思う。



エーザイの影に隠れて、シスメックス爆上げ。9.88%上昇。ありがとうございます。

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それは東京大学大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授らのグループが、5月下旬に公表したシミュレーションで、ざっとこんな内容である。

 選手1万5千人、大会関係者7万8千人に、報道関係者なども加えると、五輪の期間に海外から、10万5千人が入国すると仮定。彼らのワクチンの接種率を50%として試算すると、五輪が直接の原因となって増える都内の1日の新規感染者数は平均15人程度。「入国、滞在の影響は限定的」だという。

 また、このシミュレーションでは、海外の選手らが、日本の居住者と同様に行動すると仮定しているが、現実には「選手らは選手村などである程度隔離されるため、影響はより小さくなる可能性がある」という。