北九州若松は腐敗ではなく発酵していた(プラス印象) その①

 今回は若松が本番です。かつて日本一の石炭積出港として栄えた歴史を持つ街です。とはいえ、現在の北九州の玄関口は小倉。
 資さんうどんを食べに行こうと歩き始めると、シロヤさんが目の前に。有名なサニーパンを購入しました。甘いクリームは予想以上に液体で、個人的にはあと数回食べないと馴染めない感じでした。。資さんうどんは改装のため休業。確実な楽しみが消えた。

 火災にあった旦過市場の川側。こちらは被害がなかったようだ。ゾクゾクする眺め。

 この画角の小倉城って初めて。川が堀の役割りを担ってるのが何となく読み取れる。小倉城ってデカいんよ。

 若松の古地図と今回訪れた場所をプロットした。若松の街は黄色の砂丘の高まりに成立していて、北側は海を埋め立ててできた土地です。見所は黄色の土地の上にあることが分かります。

 若松駅盲腸線です。使われてない線路の車止め付近は雑草に覆われ、発酵匂が漂ってます。

 使われている線路の車止め背後からみた。哀愁やね。

 駅から宿に向けて歩くと、住宅街の向こうに予想外の若戸大橋がみえました。若戸大橋若松区戸畑区を繋ぐ橋で、1962年に供用開始となりました。

 少しウロウロすると、ゾクゾク度の高い「大正町銀天街」にぶち当たった。衰退度が高すぎる。

 日が暮れた後は、料亭近鍋の近くを歩く。1895年に創業した料亭で、本館と表門が日本遺産の構成文化財になっています。表門の前を通りかかると、狭い道なのにお客さんの送迎のためのタクシーが停まっていました。卍のクリ抜きからあかりが漏れているのが目に止まりました。