愛媛FC 2022年 第24節 今治(H)


9,000人超の観客を前に、乱打戦を勝ち切った試合。
素人目には、徳重選手の神セーブ連発、松田選手の決定力、そして、前野選手のインディオ封印が効いていたと思う。
今治としては、鹿児島戦を再現するイメージでインディオに賭けたと思われるが、愛媛がどうにかイナした形になった。とはいえ、俯瞰すると今治の方が少し強いかも。

結果として、興行的にも充実したものになり、伊予決戦、これは先々、金の卵になるかもと思った社長さんも一人くらいはいるだろう。

石﨑監督の退任について(2022/9/19)

弊社、弊クラブをご支援いただいている皆様へ、重要なお知らせとして、以下に記させていただきます。
昨シーズンより監督として指揮をお願いして参りました石﨑信弘氏につきまして、先日行われましたリーグ第25節対アスルクラロ沼津戦をもちまして退任いただく決定を致しましたことを、慎んでご報告させていただきます。併せて石﨑氏の後任として現ヘッドコーチの小田切道治氏に務めていただくことをお知らせ致します。
本人事は、今般の戦績を会社として掲げた「J2復帰」に照らし合わせれば、到底看過出来るものではないこと。また、サッカーの内容に見る課題(詳細は差し控えます)が昨年から大きく改善されていないこと。そして、J2復帰に向けて順位・競技試合数が限界に来ていることから、監督の交替に踏み切ったものです。
一方で、90分戦えるフィジカルを作り上げ、結果には必ずしも結びつきませんでしたが、軸のしっかりしたスタイルを構築された功績は、決して色褪せるものではありませんし、最大限の感謝と敬意をお伝えしたいと思います。
後任選定に際しましては、以下のことを留意致しました。
・大変申し上げ難いながらも、J3カテゴリーに来てくれる監督は、報酬面も含め限定されること。
・ある程度出来上がった型を持っているチームに対して、良いところは継続しながら課題となっている病巣を根治する処方箋を持っていること。
・現在籍選手の長短所を熟知し、それに応じた起用や指導がなされること。
・相手チームのスカウティングに則った戦略、戦術の選択が出来る柔軟性を有していること。 
・戦い方や練習内容、強度、日常管理について、強化部とベクトルが合っていること。
・リバウンドメンタリティ醸成に長けたモチベーターであること。
以上を踏まえ、現ヘッドコーチの小田切氏と致しました。
田切氏は地元富山出身の監督候補として、十分な研鑽を積んだ上で満を持した起用がなされるべきと考えておりました。しかし、本人が監督未経験ながらも、火中の栗を拾う覚悟を示してくれたクラブ愛は最大限尊重したいと考えます。ならば、この先どういう結果になろうと、任命責任は私にあり、その限りに於いて、彼を最後までサポートし、守っていく所存です。
最後に、石﨑さん、これまでチームを鍛え上げていただき、本当にありがとうございました。そして残り1/3シーズンの9試合は、小田切監督を中心に、チーム/フロント、ファン・サポーターのみんなが一つになり、チャレンジ&カバーで乗り切って行きましょう。
株式会社カターレ富山
代表取締役社長 左伴 繁雄