火山と湿原の宝石箱 八甲田山 その1


八甲田山に行ってきました。
青森市内から90分で、充実の山旅を堪能することができました。


酸ヶ湯温泉を起点に、反時計回りで周回する作戦。
登山開始は、八甲田が御神体のようにみえる鳥居をくぐることから始まります。


暫くすると、硫化水素の香りとともに、火山であることを思い起こさせる光景となります。
ガス噴気のため、木が立ち枯れてしまってます。


ガスの影響で脆くなった岩がゴロゴロした沢をこえる。


お〜!厳しい環境のため、植生分布の逆転が見られる。ハイマツが下、樹林が上。逞しいねぇ。


足元に目をやると、見慣れない植物が分布。
調べてみると、イオウゴケというらしい。名前のとおり、温泉地や火山地帯などの硫黄分が多い場所に分布するようだ。何故、赤色のポツがあるのか不思議だ。


湯の華がこびり付いた川床。


沢の源頭に出ると、火山エリアから湿原エリアに移るはず。
楽しみだ。