氷河期の生き残り 23区近郊のカタクリ巡り その3


もう一つの木道は斜面を登っていきます。
周囲に目を凝らしながら木道を歩いていくと、左手にカタクリがちらほら。


木道の近くに咲いていたカタクリをアップ。


ただ、この斜面はササが繁茂しています。
ササによってカタクリの生育が妨げられるのではないかと思います。

  • ササは土壌の乾燥化をすすめる→土壌の高温化
  • ササは冬も枯れない→早春のカタクリへの日差しを遮る


妙音沢緑地への行き方

新種の桜発見 花びら“二重”、新座の妙音沢緑地で
 新座市は3日、市内の妙音沢緑地で、新種とみられる珍しい桜を発見したと発表した。オオシマザクラの変種で、須田健治市長は「保護して増やしたい」と話している。
 5枚の花びらの中に、雄しべが花びらのように変形した「旗弁」が普通は2枚のところ、3〜5枚あるのが特徴。花びらが2重にあるように見える。「日本花の会」(茨城県結城市)が新種に認定したという。
 また、花びらの切れ目が深く、花びら自体の大きさも約3センチで、見つけた樹木コンサルタント大山正数さん(83)は「普通の桜よりもやや大きく、エレガント」と評価している。
 1年前に同緑地を保全している巡視員から「珍しい桜がある」と大山さんに連絡があり、今年の桜の開花時期を待って、花を収集し、花の会が調べた。
 葉の周辺にノコギリのような柔毛が生え、突端が細く飛び出て、オオシマザクラの特徴を持っている。大山さんは「オオシマザクラが突然変異でできた」とみている。
 この桜の木は樹齢45年くらいで高さ10メートル、幹回り1・4メートル。特別保全地区となっている妙音沢緑地(3・3ヘクタール)の東端にある北側の傾斜地の遊歩道から見える場所に自生していた。
 須田市長は「周りに柵をして根を保護し、看板を立てて市民に見てもらえるようにしたい。観光の名所になれば」としている。(埼玉新聞 2014年4月4日(金) )


妙音沢を堪能した後、練馬区の清水山憩いの森に向かいました。


これが想像以上のかたくり群生地だったのです。

練馬区のかたくりです。