土曜日、天気がよかったので天塩岳に登ってきました。北海道では、川の源流が位置する山にその川の名前が付けられています。なので、天塩岳には天塩川の源流があります。天塩岳の登山コースは4本あるのですが、今回は、源流を取り囲むルート(新道→前天塩)で頂上を目指しました。コース自体には危険な箇所は無かったのですが、
- (1)残雪のため、道が分からなくなったとき
- (2)ヒグマの糞らしきものが道に落ちているのをみつけたとき
このときは緊張しました。
(1)の場合、足跡が見付けられなかったところでは不安になりましたが、上りコースでは、稜線目指して強引に雪の斜面を登ってなんとかなりました。
(2)の場合、口笛ふいたり、鈴連続で鳴らしたりと、こちらの存在を知らせることで何とかなったようです。
稜線からは、残雪をまとった山の向こうに大雪山がみえました。沢に沿った道では、雪解けを集めた水の轟々と流れろ音が聞こえ、川面が日の光を受け、新緑がまぶしかったです。春の息吹を感じることができました。
■行程■