東日本大震災のボランティアサポートプランの現状


JTBから東日本大震災のボランティアサポートプランについてのメールが届きました。
自分自身もこのツアーを利用してボランティアを行ったのですが、約1年がたとうとしています。
陸前高田にボランティアに行ってきた 1日目 - 北海道改め埼玉の備忘録
陸前高田にボランティアに行ってきた 2日目 - 北海道改め埼玉の備忘録


メールの文面を転記します。

ご参加者様各位


ボランティアサポートプランも皆様の篤い志に支えられて、先週末で200回目の実施となりました。ありがとうございます。

ご多分に漏れず、今年度は参加者数も減少し、止む無く催行中止のご案内をするケースも増え、催行した場合でも昨年の約半数の方々で出発と言う状況も出てきております。

大震災から1年8ヶ月経ち、被災地の状況そして災害ボランティアを取り巻く環境も大きく変わっております。


瓦礫撤去は一部を除き、行政の復興計画の中での処理段階に入り、人力を必要とする部分は限られてきております。

一方で産業復興と構造改革、崩壊したコミュニティー、過疎化、超高齢化、雇用の確保と今の日本の抱える問題に直面しており、みんなで寄り添っていくことが益々必要となって行くと考えております。


JTBボランティアサポートデスクでの今後のプランについては現地の受入事情もありますので一部変更もありますが下記のように計画しております。
 
皆様の志ある限りお手伝いできるようにご提案させていただきたいと考えております。


1.災害ボランティアセンターでのボランティア活動に専念するプラン

(1)南三陸町災害ボランティアセンターで1.5日活動プラン

  • 〔12月15日〜3月末まで毎週末設定予定〕
  • 大型バスで活動できるエリアが少なくなっている現状から現地中型バス利用
  • 1回限定20名にて催行予定です。〔少人数での催行につき多少割高となります〕


2.産業復興(漁業・農業など)と地域交流を目的とするプラン
(1)福島県いわき市(日帰りバスプラン)いわきコットンプロジェクト

  • 12月より毎月実施予定(綿花の植付〜収穫〜出荷まで定期的なお手伝い)


(2)気仙沼(唐桑地区)漁業支援〔1泊2日〕わかめの収穫中心のお手伝い

  • 2月〜5月まで毎週末実施予定


(3)気仙沼大島つばきの杜プロジェクト〔1泊2日〕農業のお手伝い

  • 12月より定期的に実施(観光産業が中心の大島です。行くことが支援です)


(4)釜石(鵜住居)地域交流〔1泊2日〕震災を振返り、地域交流・第二のふるさと作り


3.震災を忘れない(仮称:語り部の道プログラム)

  • ボランティアではなく、ご参加者が被災地の今を感じていただくプログラムを定期的に実施する予定。
  • 〔大槌〜釜石〜陸前高田気仙沼〜南三陸〜仙台〕2泊3日予定で、各地の方のお話を伺いながら「忘れない」と「これから」を体感いただきます。
  • 予定:第一回 12月27日〜29日、第二回3月9日〜11日、第三回 GW中実施


以上、これからも被災地と皆様の架け橋となるべlくお役に立てるように続けて参りたいと思います。


こんな支援はどうか?この地域でボランティアを必要としているなどの情報・アドバイスがありましたら是非ともお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いします。


上記コースは現地調整などできましたら順次WebUpする予定です。