シラカシ林の中へ突入します。
地面に近いところはこんな感じ。
かんかん照りの日差しがとてもマイルドになっています。
ぶっとい幹のシラカシの木が、グィーンと高く伸びています。
頭上はこんな感じ。枝葉がとても高いところで茂っているため、豪華な吹き抜けみたいです。
シラカシ林内の遊歩道はこんな感じ。何も考えずに歩けば1分くらいでスルー可能。
シラカシ林は、むかし関東地方の土壌の厚い台地や丘陵を広く被っていた本物のふるさとの森です。
開発が進んだ今日では、ほとんど失われてしまいました。
この東高根森林公園のシラカシ林は、県下でも珍しい自然林に近い形で残されています。20m以上になる常緑広葉樹のシラカシが高木層まで優占し、亜高木層、低木層にはシロダモ、ネズミモチ、アオキなど、草木層にはジャノヒゲ、ヤブラン、イノデ、ベニシダ、ヤブコウジなど、各層とも冬も緑の常緑植物が優占しています。
シラカシの木なんてどんなんか知らんっていう人のために、↓分かりやすいので紹介します。ドングリのなる木ですわ。
シラカシ
「東高根森林公園のここがスゴイ!!」
- (1)大規模なシラカシ林が川崎市という大都市のど真ん中に残っていること。
- (2)人の手が入ったことで持続可能だったクヌギやコナラの林に本来であれば繁茂していたであろうシラカシが侵入しつつあること。
- (3)シラカシの侵入が現在進行形で進んでいて、その遷移を目の当たりにすることができること。
結構マニアックな凄いことなんですが、そんな難しいことは別として、鳥とか虫とか花とか、十分楽しめるスポットだと思います。
↓これHPです。
県立 東高根森林公園
ちなみに関東地方でも海に近いところでは、シラカシではなく、タブノキやスダジイの林になるようです。
銚子にいってきた 森編 - 北海道改め埼玉の備忘録