2025/2/28 伊藤洋一のRound Up World Now!

(1)ゼレンスキー・ウクライナ大統領「自国に平和がもたらされるのであれば、大統領を辞任する用意がある」
「トランプ米大統領はロシアとウクライナの仲介者ではなく、ウクライナの緊密なパートナーになってほしい」
トランプ大統領マクロン仏大統領と停戦後の仏英など平和維持軍のウクライナ駐留の方針で一致
→ポイント①②

(2)ロシアの戦時経済に変調 ウクライナへの侵略から丸3年、兵士確保に伴う人件費高騰・経済制裁などによる輸入コスト増でインフレに歯止めかからず
ロシア中銀の政策金利21%への引き上げで成長鈍化の可能性高まる
→あと1年で破綻するロシアに救いの手を差し伸べたトランプ

(3)独総選挙、最大野党・保守「キリスト教民主・社会同盟」が第1党となり21年以来の政権復帰確実
反移民掲げる極右「ドイツのための選択肢」が第2党、ショルツ首相率いる中道左派与党「ドイツ社会民主党」大敗
→第1党と第2党の得票率に差はないが、第1党は第3党との連立を模索

(4)南ア開催G20財務相中央銀行総裁会議、ベッセント米財務長官欠席で実質的に米国不在での議論 共同声明見送り
→共同声明見送りはアメリカのせいだけでない。国際的な組織の機能低下。

(5)トランプ米大統領「カナダとメキシコからの輸入に25%の追加関税を課す計画は3月4日に発効予定」
「10%の追加関税を発動済みの中国に対しては10%を上乗せする」日経平均、一時3万7000円割れ
→ポイント②(NYの先物は上がっていたが、トランプの発言で下がる)

(6)自民党旧安倍派・元会計責任者「2022年8月の旧安倍派の幹部会合で政治資金パーティー収入の一部の議員への還付の再開を決めた」
再開を求めた議員につき「名前は言えない」「今は現職ではない」 衆院予算委理事会が非公開で聴取
→名前を言っているのに等しい(下村さん)

(7)米政府効率化省で政府職員のリストラ進める起業家イーロン・マスク氏への逆風強まる
SNSで職員に「先週の業務成果を示さなければ辞職」と通告、多くの省庁の強い反発招き効力発揮せずに終わる公算大
政府効率化省の内部に離反の動き、強引な手法に警戒示す世論調査結果も
→ポイント③

<ポイント> 
ウクライナ戦争でロシア勝利なら世界はどうなるのか?
→物凄くよろしくない結果。武力による制覇が認められる。
クリミア半島侵攻はグレーな部分があった。
→ヨーロッパ、アジアにとっては先例になってしまう。
→これからの世界を不安定にする。
ウクライナの戦争を終わらせることと、これまで積み上げてきた戦後の秩序を崩していいのか。
→トランプの手柄の誇示、ウクライナの資源の権益確保。
→沖縄の中国支配、北海道北部のロシア支配の話もある。

②トランプの不規則発言とマーケット
→マーケットフレンドりーのはずのトランプ大統領は、思うような結果を出せていない。
→秩序乱しが行われている。
→先行き不透明さをビジネスは嫌う。
→トランプの対応は先行き不透明しか招かない。

③強まるイーロン・マスクへ逆風をこう見る
→世界一のお金持ちへの反感。
消費財を作っている会社の社長だが、今やっていることは破壊行為。
→200万人にも及ぶ連邦職員に対するやりとりが意味不明。
ミシガン大学の調査結果は古いものではあるが、イーロン・マスクへの先行き不透明の反映。
ツイッター社に実施したことをアメリカ政府にも行うのではないかとの懸念。
→トランプがイーロン・マスクを見切る可能性がある。

※渋谷の新街区サクラステージとフクラス
スクランブル交差点の人の多さと比べると人は少ない。