尾張屋本店 ほっこいも

岐阜県大垣市の和菓子屋さん、尾張屋本店のほっこいもを頂きました。

見かけはこんな感じ。
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「栗よりうまい十三里」とは何ぞや?

  • 元々は、「さつまいも = 八里半」

江戸時代(宝永の頃)、京都に焼き芋屋さんが登場したそうです。その焼き芋屋さんの看板には、「八里半」の文字が。当時、さつまいもは蒸し芋で食されていたようなのですが、焼いたさつまいもが栗の味に似ていたことから「栗(九里)にはやや及びませんが」という洒落で「八里半」と名付けた、ということのようです。

  • 江戸で「十三里」にグレードアップ

江戸時代(寛政の頃)、焼き芋は江戸にも伝わり、京都と同じように焼き芋屋さんは「八里半」の看板を掲げたそうですが、江戸は小石川の焼き芋屋さんが、「十三里」と名付けたところ 「栗(九里)より(+四里)うまい十三里」という洒落が江戸っ子にウケて評判を呼び、今で言うところの大ヒット商品となり、それから「さつまいも=十三里」となったようです。

(さつまいも ドットコム より)

取り出してみた。やけに、リアルいも。
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真っ二つにぶった切ってみた。やはり、リアルいも。
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一口頂いてみた。
皮がパリパリで、中の芋餡はしっとり。「イモドール」もしくは「芋恵夢」と勝手に名付けたい。美味しいです。

原材料名
さつまいも餡、小麦粉、蜂蜜、バター、白生餡、卵、砂糖、水飴/グリセリン、香料、カラメル色素、ベニコウジ色素、膨張剤