愛媛FC 第39節 ホーム町田戦

試合を見ての感想です(第6節時の感想*との比較)。

*前半の前半は、顔を水の中にずっと押し付けられているような窮屈な状況を、どうにか耐えた感じ。
*時間とともに、少しずつ裏に抜けるパスが通り出して期待が持てる感じにはなった。
*後半立ち上がりは五分五分で、メンバーを交代した直後の失点はタイミングが悪すぎ。
→前半の町田の決定的なシュートを岡本選手が防いだシーン以外、大きなピンチはなく、時間が経つにつれて愛媛主導で試合をコントロールすることができました。
・前半の岡本選手のシュートストップが週間スーパーセーブに選ばれました。


*今回も、町田のスタイルを打ち破ることができず、残念ながら、昨年からの進歩が認められない結果となった。
→町田の劣化が気になります。町田対策が進んだことも理由の一つかもしれませんが、選手間の関係の何かが少しずつずれてる感じ。

*ドヤ顔になれるようなパスが出ないんだなぁ。
→今節は何本かありました。

*ユトリッチは器用そう。
→怪我なのか、最近みてないです。。。

*川崎と松本の試合をみたら、「三人寄れば文殊の知恵」とはよく言ったもので、困った時だけの格言ではなく、何かに取り掛かり、上手くいかせるための格言だと思いました。
勿論、フットボールについても、あるアクションに対して、三人はその意図を理解し、行動に移せて初めて、点を決める確率が高まるのでしょう。よく言う、3人目の動きってやつ。
→2点目に至るまでの近藤選手の切り返しからのサイドを変えるドリブルと茂木選手へのパス、下川選手を経由したワンツーを絡めたドリブルからのクロス、スペースを確保する田中選手の動きと、ゴール前の山﨑選手のヘディングと、スルーした場合のバックアップの西田選手。今季のゴールシーンの中でも一番好きかも。
動画をよく見ると、茂木選手が左手を上げる瞬間があります。これにより下川選手とワンツーで抜け出すという意思疎通を図ったのではないかと思います。

[ 川井 健太監督 ]
--チームのスタイル以前の球際、ハードワークなど、今までチームがベースにしていたところが前面に出た試合だった。
やはりわれわれは粘り強さ、我慢強さというところは僕が監督になる前からスタイルとしてあった。それを軽視していたつもりもまったくないけど、今日はそれを取り戻せた。誰一人サボらずやってくれたし、再認識させられたというのはまさしくその部分。見ていて楽しかった。あれくらいファイトしてあれくらい熱中してくれると、こちらに伝わるものがある。本当に今日、彼らはプロだった。
→「見ていて楽しかった。」という感想から、何となく、川井監督が思い描く理想の戦い方の輪郭が見えた試合だったように思います。今節のレベルの試合がシーズンを通してできれば、プレーオフには辿りつけると思うのですが。。。

ふなっしーの人気ぶりにも驚いた。

DAZN週間スーパーゴールとして、近藤選手の得点が選ばれました。5人のワンタッチパスを経て下川選手がキープ。フェイントでブロックをかわして深い位置からクロス。バウンドしたところを近藤選手が足の甲でシュート。見返すと、1点目も味がある。

・週間ベストプレーヤーに山﨑選手が選ばれました。